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2013 九山レポえりか

九山レースレポート
1年 瀧川絵梨佳 12

約1年ぶりに練習を再開して1ヶ月半、やっとテクノの感触を思い出し始めた。1年半ぶりに出場するレースにしては九山は大きすぎるものだったかもしれない。自分の努力不足、そして何よりもメンタル面の弱さを痛感させられた。

1日目は微風レース。
スタートライン中央の比較的空いているスペースに並んだ。第2線からのスタートとなり、ベストなスタートは切れなかったがサイドブイから下ブイまでに5人抜き、上2までの上りも漕ぎまくって順位を上げることができた。ゴール直前のデッドヒートも制し、エキスパで22位。予想以上に良い順位。2レース目はノーレースになったものの良い位置に付けていたので、手応えはあった。

2日目は強風レース。
ウインドを始めた頃から変わっていない、強風と高波に対する恐怖心。それが原因で負けた試合は数え切れない。風速8メートルという数字に脚がすくんだ。大好きな風が強風という二文字に置き換えられた瞬間に、恐怖に変わる。自分に大丈夫、と言い聞かせても、ブームを握る手は少し震えていた。いつも通りのリラックスしたライディングが出来ない。風は安定しておらず、いきなりブローが入ったかと思うと不意に抜けたり、少し上り過ぎると裏風が入って背中から落ちた。不安定な風に上手く対応が出来なかった。何度もセイルを落とし、もうセイルアップする力も無かった。スタートもままならず、レスキューされる始末。自分の不甲斐無さに悔しいという感情さえも起きなかった。

九山を終えて、改めて昨年の先輩方のレースレポートを読んだ。申し訳ないと思った。先輩たちが毎年、どんな気持ちでこの大会に向けて日々練習を重ねているのか分かっているつもりだった。全然、理解していない状態で、のほほんと参加した自分が恥ずかしい。もっと頑張れたかと思うと、今になって悔しいという感情が湧いてきた。やらずに後悔するよりも、失敗して笑い話にしたほうが良いという言葉を何処かで聞いたことがあるが、まさにこの言葉をあの時の自分に思い出させたい。はじめさんが卒業する前に、私にBREEZIN'の黄金時代を築いてくれと言った。私に期待してくれている人がいる、頑張れと応援してくれるひとがいる、いつも支えてくれている人がいる。BREEZIN'に入ったからには、この期待に応えない訳にはいかない。BREEZIN'が上位に入るためなら、私が出来ることは何でもしたい。その為に戦力になれるだけの実力をつけなければならない。どんな風でも乗りこなせる強さ、それが今イチバン欲しいもの。


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